エルドアン首相:ローマ法王の発言は宗教家ではなく政治家のよう(Milliyet紙)
2006年09月17日付 Milliyet 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ローマ法王ベネディクト16世の発言を誤っているとし、「醜く、不適切な発言で後退への道を歩んでいる。イスラーム世界にも、ムスリムにも謝るべきであると思う」と述べた。エルドアン首相は、昨日イスタンブルで催された第5回国際西トラキアトルコ人総会後に、法王の発言に関する質問に答えた。首相は、「世界で宗教、価値、文明間の対話が始められたこの時代に、平和という意味を持つイスラームという宗教及びその親愛なる預言者に対し行った発言、態度はまことに不適切なものである」と述べた。エルドアン首相は、発言を認めることができないとし、「これをイスラーム世界が、良識あるクリスチャン世界が、カトリック世界が受け入れることはできないと思う。ローマ法王の発言は、宗教家ではなく、まるで政治家のようだ」と述べた。
「ローマ法王のトルコ訪問への影響は?」という質問に、エルドアン首相は「わかりかねる」と答えた。



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( 翻訳者:井上さやか )
( 記事ID:3520 )