イラン-アルメニア間のガス・パイプライン、今年末にも完成の見通し ハムシャフリー紙
2006年09月02日付 Hamshahri 紙

2006年9月2日付ハムシャフリー紙経済面

【ISNA】イラン石油省外交担当次官セイイェド・モハンマド・ハーディー・ネジャード・ホセイニヤーンは、イラン-アルメニア間のパイプライン建設プロジェクトが今年末までに完成する見通しであると発言した。

アゼルバイジャンの『アゼル・トゥデイ』紙によれば、同次官は、イェレバンで行われた、アルメニアのエネルギー省アルメン・モフシシャンとの対談の中で、二国間パイプライン建設計画は今年末までに実現するだろうと発言した。

ネジャード・ホセイニヤーン次官は、イラン石油関連部門の高官・専門家のグループを率いて、アルメニアを訪問し、アルメニアのエネルギー省高官と両国間の協力について会談した。なお、この会談に先立ち、アルメニアの高官はイランからアルメニアへのガス・パイプライン建設の基礎工事は終了していると述べていた。

アルメニアのガス会社Hayrussgasard 社は、イラン-アルメニア間のパイプライン建設に関連した基礎工事は終了しており、アルメニア政府とイランのアルヴァンダーン社との契約に基づき、22.5キロメートルにわたる地域で、このプロジェクトに必要な土木工事、および、トンネルと水路の掘削が完了していると発表した。

また、[同社広報担当者によれば]、アルメニア領内において国境地帯からカージャラン[アルメニア南部の都市] まで敷かれるパイプラインの長さは42キロである。彼はさらに、「同計画の次なる段階、つまり、パイプライン敷設の工程は、イラン側によって西暦2006年の末までに完了する予定である」と述べた。

*一部省略による不明な点は、ISNA配信の同一ニュースより補足した。



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( 翻訳者:前田君江 )
( 記事ID:3437 )