アテネに平和を運んだ船、クルトゥルシュ号の展覧会(Yeni Safak紙)
2006年09月08日付 Yeni Safak 紙

第2次世界大戦中に、ギリシャに最初の友好の手を差し伸べたトルコ国民の集めた救援物資をアテネに運んだ船、クルトゥルシュ号の航海の模様を紹介する展覧会が、イスタンブル商工会議所芸術ギャラリーで開幕した。

蒸気貨物船であったクルトゥルシュ号は、1941年から42年の間に行った4度の航海で、およそ7100トンの食料支援物資をアテネの人々に届けた。展覧会の開会式で、ギリシャのイスタンブル総領事、アレックス・アレクサンドリスは、この展覧会によってトルコとギリシャの国民を結束させ、両者の友好関係を深めるのに寄与したお手本のような出来事が再び人々の記憶から蘇ったと述べた。イスタンブル商工会議所のムラト・ヤルチュンタシュ会頭も、展覧会はトルコとギリシャの友好関係の具体的なあかしであると語った。展示会は9月22日まで開催される。

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( 翻訳者:藤巻晋也 )
( 記事ID:3458 )