ボスフォラス大橋のイルミネーション完成間近 -サッカーチーム旗合戦も終了か
2007年02月02日付 Hurriyet 紙
ボスフォラス大橋のイルミネーション設置作業が、最終段階に入った。今月中にはタイイプ・エルドアン首相が点灯式を行う予定で、その後はスーパーリーグの優勝チームが毎年のように繰り広げてきた、橋上でのチーム旗掲揚争いにも終止符が打たれることになる。
高速道路17号線地区長、ヤクップ・ドスト氏は「ボスフォラス大橋のイルミネーションに、優勝チームのチーム色を一定期間使用する」と話した。同氏はさらに、試験点灯期間の終了を前に、イルミネーションが早くもイスタンブル市民の人気を得ていることを明らかにし、「10月29日(※訳者注:トルコの共和国記念日)に間に合うよう努力したが、かなわなかった。点灯は今月、船上で催される式典で首相が行う。現在、4月23日に特別な催し物を行う計画もある。その後は、ファーティフ・スルタン・メフメト大橋(第2ボスフォラス大橋)にイルミネーションを設置することも考えている」と話した。
■LED技術
世界の様々な事例を調査し、綿密な研究の末、約4850000YTL(約421950000円)を投じてライトアップされるボスフォラス大橋のイルミネーションを担当するのはCity Light社である。同社は、このイルミネーション事業に2006年3月に着手、現段階までたどり着いた。およそ1460個のLEDとして知られる発光ダイオードと、1760個の補助LEDモジュールを合わせ、合計3220個の光源が取り付けられた。
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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:10066 )