地中海のエジプト沖で新たなガス田発見
2007年01月31日付 Al-Ahram 紙

■ 地中海海底で巨大天然ガス田を発見
■ 新発見ガス田の埋蔵量はエジプトの9ヶ月間の消費分に相当

2007年01月31日付アハラーム紙(エジプト)HP1面

石油・鉱物資源相のサーミフ・ファフミー博士は、地中海の水深668メートル、アレキサンドリアから北に56キロの地点で、ガス田「ギザ1」の北側に新しく巨大天然ガス田を発見したことを明らかにした。 新しく発見された天然ガス田の埋蔵量は1兆立方フィートを超え、これはエジプトの一年間の天然ガス消費量のうち9カ月分に相当すると述べた。

エジプト天然ガス公営会社(EGAS)社長から石油・鉱物資源相宛の報告書によれば、イギリスのBP社が権利を有する北アレキサンドリア採掘地区において同社が発見した「ギザ1」北側の新ガス田は、天然ガスが充満した正味およそ80メートルの厚さの地層中に位置するという。これは電波探査の結果に基づく数値である。

石油・鉱物資源相は「陸・海共に様々な地域で現在探査のための掘削を行っており、そのいくつかは新たな地層で原油や天然ガスの新しい埋蔵地を示す肯定的な指数を示している」と明言、またエジプトで探査および生産分野に携わっている会社の数は、さまざまな国籍の国際的企業65社に達し、その活動地域はエジプトのほぼ全域に及んでいると付け加えた。
(後略)

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( 翻訳者:平寛多朗 )
( 記事ID:10094 )