《サーエゲ》軍事演習でTOR-M1防衛システムを使用
2007年02月08日付 Iran 紙
【政治部】革命防衛隊空軍部隊司令官は、ペルシア湾及びオマーン海で行われている《サーエゲ》(稲妻)特殊軍事演習で超近代防衛システム《TOR-M1》が使用され、成功したと述べた。
革命防衛隊統合広報局が伝えたところによると、ホセイン・サラーミー司令官(准将)はサーエゲ軍事演習の目的について説明する中で、TOR-M1システムの射程距離は12キロであり、最大20キロまで伸ばすことが可能だとした上で、次のように語った。「TOR-M1は敏捷性、運動性能に富み、極めて正確で、反応速度も高い。このミサイル・システムは、ユニットで47の標的を迎撃でき、8つの標的と関わることができる〔?〕」。
同司令官はさらに「このシステムは大きな能力を備えており、革命防衛隊の空軍ミサイル部隊は多くのユニットを併置させることで、広大な範囲を自らの防衛システムの下に置くことが可能となる」と述べた。
サラーミー司令官はまた、「このシステムは正確に標的を捉えることができ、またミサイルを誤誘導させる反レーダー・システムにも対抗できるので、電子戦においても成功を収めることが可能だ」とした。
昨日開始された革命防衛隊空軍ミサイル部隊による特殊軍事演習《サーエゲ》、及び革命防衛隊海軍ミサイル部隊特殊軍事演習《ラアド》(雷鳴)は、軍事演習一環としてミサイル発射・迎撃訓練を行った上で、今日終了する。
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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:10121 )