セルチュク大学において約1800人が受けた外国語基礎適正試験は、「集団カンニング行為」があったとして、無効となった。だがカンニング行為がどのように行われたか、また、その人数などは明らかにされなかった。
セルチュク大学外国語学校が2007年2月10日に行った同試験は、19日午前10時に再試験が行われると発表された。
■副学長「報告を受けた」
セルチュク大学の副学長であるシェフィク・ビリル教授は、外国語適正試験の後に集団カンニング行為があった旨の報告を受けたと発表した。ビリル教授は「我々のもとにはカンニング行為に関する資料も届きました。大学当局として我々はこれらの資料を精査し、試験が無効であると決定しました。後日再試験を行う予定です」と述べた。ビリル教授は、集団カンニング事件に関する調査に取り掛からせたが、以後詳細な会見は行わないと話した。
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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:10159 )