アリ・バルダクオール宗務庁長官は、「西欧風に左手で食事をするという行為」に反対するフトベ(説教)を準備させ、右手で食事を取ることを奨励したイスタンブル宗務局に対し不快感を示した。バルダクオール長官は、「イスタンブル宗務局の人々は、机にすわって仕事をしている。世の中を知らない。学校の暴力をどのように止めるか、まずこれについて話し合う必要がある」と述べた。
バルダクオール長官は、モスクの開設式や竣工式のために訪れたアンタリヤのアランヤ郡で、イスタンブル宗務局のフトベ委員会が、モスクで読ませるため「食卓のマナー」という題のフトベを準備したことに気付き、次のようにコメントした。
「私たちが直面する課題はそのようなことではない。かれらはこの話をどこからもってきたのか、理解できない。イスタンブル宗務局の人々は机で仕事をすることを望んでいるようだ。が、これではだめである。私たちが考えるべき問題には、これよりもっと重要なことがらがあるのだ。まず第一に、学校における暴力に対して我々は何ができるか、こうしたことを話し合うべきなのだ。」
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( 翻訳者:古瀬由香里 )
( 記事ID:10245 )