トルコ国内の大学で、教育言語を外国語にすることは違憲
2007年03月09日付 Radikal 紙

トルコ言語協会(TDK)会長、シュクリュ・ハルク・アカルン教授は、トルコ国内の大学で、教育言語を外国語にすることは違憲であると主張した。昨日、トルコ大国民議会のトルコ語調査委員会がアカルン教授に意見を求めた。
アカルン氏は、国民教育省が中等教育において外国語による教育を廃止したことは有益であったが、13の大学で外国語による教育は続けられていると述べた。アカルン氏は、大学で教育言語を外国語にすることは、憲法第3条に違反していると主張した。
この第3条では、「トルコ国家は国土と国民とも分離不可能な一体をなしている。トルコ国家の言語はトルコ語である」と謳われている。ユーロビジョン歌謡コンテストに英語の歌で参加することもよしとしないアカルン氏は、トルコ語の使用に関する法律が整備されるよう提案した。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:林奈緒子 )
( 記事ID:10359 )