イスタンブルで無許可のノールーズ祭 -22人が拘束
2007年03月19日付 Zaman 紙

ベイオールのハッジ・アフメト地区で、ノールーズ祭のため集まっていたおよそ150人のグループが、PKK(クルド労働者党)の党首アブドゥッラー・オジャランを支持するスローガンを叫んだ。こうした動きに警察が介入し、22人を拘束した。
機動隊が、オジャランの写真を掲げ、ハライ(フォークダンスの一種)を踊りながらスローガンを叫んでいたグループのまわりを取り囲み、警告を発したにもかかわらず解散しなかったので、ついに警察が介入した。
介入騒ぎの中、警官に投石し、路地に逃げ込んだグループのうち22人が拘束されたが、その間、ベイオール市警察署長トゥールル・ペクをも含めた何人かの警察関係者が、投げられた石のために軽傷を負った。

オクメイダンでも無許可のノールーズ祭を行おうとしたテロ組織(PKK)支持者を、警察が催涙ガスで解散させた。ファトマ・ギリク公園に集まっていたおよそ200人を解散させようとした機動隊は、催涙ガスを使わざるをえなかった。すぐに路地に逃げ込んだ幾人かは、警官に火炎瓶や石を投げつけていた。公園の周りに非常線を張った機動隊は、このグループに解散するよう警告した。それにもかかわらず、警告に従わなかった者たちは、警官に催涙ガスを浴びせかけられ、四散した。この作戦には警察車両や特別装備を身に纏った機動隊が導入されたが、騒ぎを起こした者の一部は路地で追跡を免れ、また一部も火炎瓶や石で警官に抵抗した。

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( 翻訳者:石丸由美 )
( 記事ID:10435 )