宗務庁長官補佐イゼット・エルは、家庭相談所へ寄せられた相談のうち最も多かったのは「夫の浮気、どうしたら?」という相談であったと述べた。
エルは、21県に設置されている相談所に来た相談者の88%が女性であることを述べ、それらの相談に対して我々ができるのは宗教的次元の回答であり、その他の問題をもつ人にたいしては警察や心理学者のところへ行くように勧めていると述べた。
エルは、毎月寄せられる相談内容が変化していることに触れ、地方からの相談で最も多いのが、夫からの「離婚だ」という言葉には宗教的根拠があるのかどうか、という相談であると語った。
イゼット・エルは、嫉妬、浮気、自殺、妊娠中絶、性問題についての相談件数も多いと発表した。
エルは、子どもの性的嗜好が普通と異なるとして家族が相談所を訪れることを取り上げ、「私の子は性的嗜好がおかしい、どうしたらいいのか」と相談しに来る家族に対して、我々は宗教的次元で回答していると述べた。
宗務庁の資料によると、相談件数が最も多い県は全体の21%を占めるカイセリであった。続いて、カスタモヌ(19%)、シャンルウルファ(12%)、エルズルム(12%)である。
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( 翻訳者:三村麻衣 )
( 記事ID:10462 )