携帯電話を渡さなかった若者、殺害される
2007年03月29日付 Yeni Safak 紙

コンヤで放送大学の学生である若者が携帯電話を渡すよう求められ、断ると、ナイフで刺殺されるという事件が起きた。入手した情報によると、事件は午後2時頃、コンヤ県の中心部セルチュクル郡にある文化公園で発生した。

被害者のシェヴケト・ブュユカスラン(20)と友人が公園を歩いていると、22歳前後で、背まである長髪の、赤い服を着た人物が二人の側へ近づいて来た。そして、ブュユカスランの持っていた携帯電話を渡すよう要求した。彼が携帯電話を渡すことを拒否すると、この容疑者は、持っていたパン切りナイフでブュユカスランの胸を刺し、携帯電話を奪わずに逃走した。

その場にいたブュユカスランの友人は、112番に通報し救急車と警察を呼んだ。事件現場に駆けつけた救急隊は、負傷し、息を引き取っていたブュユカスランに心臓マッサージを施したが、隊員の救命処置も空しく、この若者が生き返ることは無かった。警察は、この事件を目撃していたブュユカスランの友人と共に、周辺部で広範な聞き込み調査を始めた。

検死の後、ブュユカスランの遺体はコンヤ・ヌムネ病院の霊安室に安置された。警察は逃走した人物を捕えるため、事件の捜査を開始した。


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( 翻訳者:西山愛実 )
( 記事ID:10517 )