解放されたイギリス女性兵:「ブレア政権のイランへの行為に対して申し訳なく思います」
2007年04月05日付 Iran 紙

 イギリスの女性海兵フェイ・ターニー(Faye Turney)は解放後、次のように語った。「祖国に帰ったら、まず初めに、イギリスの報道関係者に対して、イランの人々がいかに振る舞うかを知るためにイランに旅行するように言おうと思います。」

 フェイ・ターニーは「イラン」紙との特別会見で次のように付け加えた。「最初の想像とは反対に、私たちがイランに滞在した数日間、イランの人々からは礼儀正しい対応しか目にしませんでした。それも私たちがイラン領水域に進入していたにもかかわらずです。」

 彼女は続けて次のように語った。「イラン領水域でイラン軍に拘束された時、それまでに聞いていたイランに対するプロパガンダのために、最悪の暴力的な対応を予想しました。それは私の人生の中で最も辛苦に満ちた瞬間でした。けれども数時間後、周囲の対応に対して非常に驚くこととなりました。」

 このイギリス海兵は「私たちはイランによって拘束されていたのですが、最上のもてなしを受けました」と付け加えた。

 フェイ・ターニーはまたこのように語った。「私たちが解放されるとの知らせを聞いた時、まず言いたかった事は、ブレア政権のイランへの行為に対して申し訳なく思うということです。またこの件についての不服をイギリスのメディアに対しても話したいと思います。」

 彼女は最後に、「私の人生の中で最も素晴らしい思い出のひとつはイランで過ごしたことです」と語った。

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( 翻訳者:下山伴子 )
( 記事ID:10582 )