イスタンブル・タクスィム広場で爆弾テロ未遂?― 女性2人を拘束
2007年04月08日付 Zaman 紙

タクスィムで女性テロリスト2人が身柄を拘束され、4キログラムのA4爆弾が押収された。

(イスタンブル新市街の)タクスィム広場にある1軒の店の前に残された不審な袋は、起爆装置により2度爆破された。警察が市民を広場から完全に退去させて行っている作業が続いている。事件に関連して2人の不審な女性の身柄が拘束されたと伝えられた。

入手された情報によれば、タクスィム広場にある1軒の店の前で不審な袋を見た市民と商店主は、すぐに警察に通報した。現場に駆けつけた警察は、袋の中身が爆弾である場合に備え、立ち入り禁止のロープを張って対応した。さらに警察は機動隊チームに応援を求め、タクスィム広場にいる人全員を退避させた。

週末のため何千人もの市民が詰め掛けていたタクスィムで、警察は警戒態勢を敷いた。市民や商店主の寄せた情報に従って捜査を始めた警察が、(目撃された)容姿と一致する2人の女性の身柄を拘束したことが明らかにされた。一方で現場に急行した爆発物処理班は、特別な装備を身に着けて袋を調査した。中に爆弾がある場合に備え、処理班は金属製の器具で袋の上に起爆装置を取り付け、安全な形で爆破させた。大きな音とともに爆発が起こった後、袋のそばに近づいた処理班は、調査を続けた。

これでもまだ十分でないと考えた爆弾物処理班は、袋の上にもう一度起爆装置を取り付け、2度目の爆破をさせた。袋のそばに近づいた処理班は、警戒態勢を解かずに作業を続けている。

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( 翻訳者:穐山 昌弘 )
( 記事ID:10597 )