■　資本金1億エジプト・ポンドで上エジプト投資開発会社を設立
■　上エジプトの各県をいくつかの経済区に分割し、地方分権を実現する

2007年04月06日付アル・アハラーム紙（エジプト）HP1面

　昨日、マフムード・ムヒーッディーン投資大臣は、上エジプト投資開発会社の設立契約調印式に列席した。新会社の資本金は1億エジプト・ポンド、設備投資金1000万エジプト・ポンドで、上エジプトにおける工業・農業・観光業の振興支援を目的とする。またこの新会社と産業近代化センターおよび複数の他企業との間で、４つの協定が署名されたが、その内容は新会社の目的達成と新プロジェクト立ち上げに向けた技術的支援を新会社に提供するというものであった。

　また昨日アスユート市では、上エジプト投資開発政策会議が作業日程を終え、最終声明を発表した。声明は、上エジプトでの地域開発や、道路・輸送・水道・電気などのインフラ整備、アスワンまでの天然ガスパイプライン敷設を促すため、財政・技術上の一連のインセンティブを投資家に提供することを保証する内容であった。

　ムヒーッディーン投資大臣は次の段階として、上エジプトの各県が自由競争の行われる経済区に分割され、地方分権を享受しつつ、独立した財源を得ることになるだろうと明言した。

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（ 翻訳者:勝畑冬実 ）
（ 記事ID:10660 )