サルコジ大統領誕生にエルドアン首相、懸念 -就任後は対トルコ姿勢の変換を
2007年05月08日付 Milliyet 紙
トルコのEU加盟に反対のニコラ・サルコジ氏は、大統領選挙運動中、その立場でしばしば発言してきた。このサルコジ氏に対してレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、フランス大統領職就任後は二国間関係にそのような態度を反映させないよう求めた。
エルドアン首相は7日、中央執行委員会の会議のため公正発展党 (AKP)総本部に訪れ、取材陣の質問に答えた。
サルコジ氏がフランス大統領に選出されたことに関する質問に対してエルドアン首相は、「フランス国民の意思です。したがって私達はフランス国民の意思を尊重しなければなりません。祝福したいと思います。EU加盟プロセスに関しても、またフランス‐トルコ関係の観点からも望むことは、サルコジ氏が今まで選挙運動中にしてきた発言を今後、二国間関係ですることがないようにということです」と答えた。
エルドアン首相は、サルコジ氏に文書でお祝いメッセージを送ったことを明らかにした。
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( 翻訳者:新井仁美 )
( 記事ID:10839 )