【文化芸術部】オランダ、オーストリア、メキシコ、インド、フランス、ノルウェー、及びウルグアイが、2年に一度行われる初の国際コーラン短編映画祭に参加する予定だ。
映画祭の実行責任者であるアリーレザー・ハージーザーデ氏は、このように述べた上で、報道陣に対し「今回の映画祭は、コーランとヘジャーブ、コーランと統治、コーランと教育、といったテーマで構成されることになっている」と述べた。
彼はさらに、映画祭の審査委員会の構成について、次のように述べた。「エッザトッラー・エンテザーミー、アリー・ナスィーリヤーン、ジャヴァード・シャムガドリー、アミーン・ターロフ、シャフリヤール・ボフラーニー、そしてナーセル・シャファグらが同映画祭審査員のメンバーに入っている」。
同映画祭では、ドキュメンタリー、アニメーション、ビデオクリップの各部門に提出された作品が上演される予定となっている。同氏の話によると、現在までに115以上の短編作品のエントリー希望があり、それらの映画のうち85作品が聖コーランに関するものであるという。
映画制作者たちは、ティール月10日(7月1日)まで、各自の作品を映画祭事務局へ提出することができる。
国際コーラン短編映画祭計画委員会委員長のホッジャトルエスラーム・ガーセムアリー・ノウチャマニーも、同映画祭を立ち上げる計画は3年前にさかのぼるとした上で、「今年になってやっと、映画祭が実現した。映画祭実施のための常設事務局を設立できればと考えている」と意気込みを述べる。
国際コーラン短編映画祭は、偉大なる預言者ムハンマドの召命日にあたるモルダード月20日から22日(8月11~13日)まで、テヘランで開催される。
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( 翻訳者:佐藤成実 )
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