道路で絨毯を洗濯したら3000YTLの罰金! -役所の水不足対策
2007年05月17日付 Milliyet 紙

水不足の問題に直面しているイスタンブルで、警官が各家庭を見回り、水道料金請求額の高い世帯の水道を止め、絨毯の洗濯と洗車をした人へ刑罰を与えることになる。

イスタンブル広域都市当局は、降水量が少ないため水不足に直面しているイスタンブルで、無駄な水使用をやめさせ、節約させ、また環境汚染を防ぐために緊急事態宣言を発した。
水の節約を確実にするために採られた対策では、水道料請求書を調べ、水の使用量が多いことが判明した世帯の水道を止めることも検討課題となっている。
市当局は、市民に水の使い過ぎを止めさせ、環境意識をもたせるための対策を採り、全郡で統制を行い、水の使いすぎを止めさせることをめざす。

■市民も不満

イスタンブル広域都市当局筋によると、全郡内の各市の警官らは、家々を回り通りで絨毯や車を洗っている者を特定し、使用した水の量と環境への被害の程度に応じて、第5326号の軽罪法により100YTLから3000YTLの罰金を適用する。
約1ヶ月前に適用されはじめた刑罰は、市民から(水を無駄遣いするものに対し)不満が出たため、警官の厳しい監察とともに実施されている。
イスタンブル広域都市当局が行った発表では、市民らが役所に電話をし、通りでアパートのドアや絨毯、車を洗っている人について苦情を述べ、警察がこうした苦情の結果、行動を起こしたことが明らかになった。
降水量が少ないため起こった水不足に対し、一連の対策が採られていくこと、イスタンブルは通常一日おきに、あるいは一日のうちある一定の時間に断水措置が取られると発表された。

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( 翻訳者:三村麻衣 )
( 記事ID:10916 )