国内線機内で携帯電話パニック
2007年04月24日付 Milliyet 紙

ボドルム行きの機内で、警告にもかかわらずある乗客の携帯電話が次々となった。パイロットは「我々を殺すつもりですか」と声を荒げた。

イスタンブル発ボドルム行きの旅客機の機内で、ある乗客の携帯電話がなり、パニックの原因となった。

22日、16時半頃、オヌル・エアーのMD83型旅客機が153名の乗客をのせてイスタンブルを離陸した。
乗客の話によると、離陸後10分たったところである乗客の携帯電話がなり始め、パニックとなった。これをうけてパイロットと客室乗務員が携帯電話の電源を切るように警告した。しかしこれらの警告にも関わらず、携帯電話が再びなりはじめると、機長は「私たち全員を殺すことになりますよ。フライトの最も危険な(重要な)局面なのです。すぐに携帯電話の電源をお切りください。我々の警告をなぜ真剣に受け取ってくださらないのですか」と機内アナウンスをした。

■乗客たちがとりあげた

アナウンスの後、二人の乗客がこの人物のそばに行き、携帯電話を取り上げた。このとき、携帯電話の持ち主と二人の乗客の間で短い言い争いが起こった。二人の乗客は、とりあげた携帯電話のバッテリーを取り出し、携帯電話を持ち主に返却した。
こうして問題なく着陸した飛行機の乗客のひとり29歳のベルナ・ギュルメズさんは、
こうして飛行機は問題なく着陸した。乗客のひとり29歳のベルナ・ギュルメズさんは次のように話した。
「パイロットと客室乗務員は、離陸前に必要な注意事項を伝え、携帯電話の電源を切るようにといいました。しかし離陸後すぐにある乗客の携帯電話がしばしばなり、パニックの原因となりました。まず電話がかかっていて、その後はマナーモードになっていなかったため、何度も呼び出し音が聞こえました。その後、二人の乗客が介入し、電話のバッテリーを取り出しました。フライトは問題なく終了しました」

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( 翻訳者:トルコメディア研究2007 )
( 記事ID:11005 )