ムバーラク大統領、シャルム・シェイフ空港の新旅客ターミナル開設式に出席
2007年05月25日付 Al-Ahram 紙

■ 大統領、シャルム・シェイフ空港新旅客ターミナルの開設式を行う
■ 4億9400万エジプトポンドを費やしたターミナルは、毎年800万人の利用を見込む
■ ナズィーフ首相:「大統領は各空港をさらに発展させるよう指示を出した」
■ アフマド・シャフィーク民間航空相:「エジプト航空は大手航空会社と業務提携を行っていく」

2007年05月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【シャルム・シェイフ:アシュラフ・アル=ハディーディー、ムハンマド・アミーン・アル=マスリー】

 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、シャルム・シェイフ国際空港新ターミナルの開設式に出席した。毎年800万人の利用が見込まれるこの空港は、4億9400万エジプトポンドを費やし竣工から28ヶ月で完成した。

 空港に到着後すぐに大統領は、エジプト航空を始め4つの航空会社が保有する、最近運航を開始した航空機4台を視察した。

 そして大統領は、アフマド・シャフィーク民間航空相率いる一行による、新ターミナルについての詳細な説明に耳を傾けた。このターミナルでは、旅客へのサービスや荷物預かり、円滑な旅客の発着といったシステムが、最新の技術で整えられている。

 大統領を空港で迎えたアフマド・ナズィーフ首相は、成長を加速させ、観光・投資を活性化させる基本的要素であるエジプトの各空港をさらに発展させるよう、ムバーラク大統領が指示を出したと発表した。また首相は「特に空港は巨額の費用がかかっても利益が戻ってくるため、発展計画への融資には何ら問題無い」と指摘し、「大統領はシャルム・シェイフ空港の発展に喜びを表し、新旅客ターミナルが世界レベルであることを賞賛した」と述べた。
(後略)

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( 翻訳者:玉井葉子 )
( 記事ID:11007 )