イルハン・マンスズ、引退 -第二の人生はファッションデザイン界で
2007年06月15日付 Zaman 紙

 一時はベシクタシュに在籍し、さらにはトルコ代表メンバーに選ばれ、世界第三位の座を獲得したイルハン・マンスズ選手は、昨日(14日)行われた記者会見でサッカー界から引退することを明かした。

 イルハン選手は療養期間が長く続いていたことを明かし、「サッカー界に復帰するため、ドイツや米国で密な治療の時期を過ごしたが、両膝に水が溜まっており、バイエルン・ミュンヘンのチームドクターであるハンス・ヴォールファルト医師の判断をもとに、引退を決意した」と述べた。

 サッカー界から離れることは考えもしなかったと話すイルハン・マンスズ選手は、来年はケルン・サッカー・アカデミーに行こうと予定していた、今後はファッション・デザイン界で活動する、などと明言した。イルハン選手はベシクタシュのエルトゥールル・サーラム新監督とミドルスブラに移籍したトゥンジャイ選手についても、「エルトゥールル監督には知識も技術も十分具わっているので、ベシクタシュの監督も上手くいくであろう。トゥンジャイ選手については、英国にお金のために行くのか経歴のために行くのか良く分からないが、この決断を活かさねばならない」とコメントした。

 最後に日本のヴィッセル神戸、そしてアンカラギュジュのユニフォームを着たイルハン選手は、2002年の不幸な怪我の後は、完全復帰を果たすことが出来なかった。

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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:11154 )