イスタンブルで生じる可能性が高い水不足に対し、何百もの市民が朝の礼拝の後、手を空に掲げて雨乞いの祈りを行なった。市民たちは、水不足とならないようにと乞い、神が慈悲を惜しまれないよう望んだ。
日曜日の朝の礼拝をベヤズド・モスクとシシュリ・モスクで行なった何百人もの市民は、その後2回雨乞いの祈りを行なった。この礼拝後に参加者は、モスクの中庭に集まった。家族連れや老若男女、中庭を埋め尽くした参加者は、メッカの方向を向き、手を空に掲げた。モスクのイマーム(礼拝指導者)、スアト・ギョズトク氏に相和して雨乞いの祈りをおこない、アーミン(アーメン)と唱えた参加者は、神が慈悲を惜しまれないよう祈った。彼らは、イスタンブルとトルコ全域で起こりうる水不足の危機に対し、涙を浮かべなす術のなさを口にした。
イマームのギョズトク氏は、雨乞いの祈りだけでなく、テロによる事件をはじめとして、トルコで起こっている全ての困難についても祈りを行なった。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:11228 )