「この結婚は世俗主義原則にかなってますか?」シシュリ区婚姻届事務所の見解
2007年07月08日付 Yeni Safak 紙

  婚姻届事務所で婚姻者達に求められる書類のうち6枚の写真について「世俗主義原則にふさわしい」ものであること、という条件が混乱を呼んでいる。
  結婚しようとする新たなカップルたちは、同条件を前にとまどいの表情。

 シシュリ区の婚姻届事務所は、婚姻手帳ではスカーフをかぶった写真が使われているにも関わらず、婚姻手続きのために身分証明書、健康診断書、居住証明書、6枚の写真といった書類に加え、写真が「世俗主義原則にふさわしい」ものであること、という条件を婚姻者に求めている。
 婚姻届事務所の窓口に貼られた貼り紙には、写真が世俗主義原則にふさわしいものであること、という条件が書かれている。
 シシュリ区婚姻届事務所のアリフ・アクタシュ所長が、これに関してイェニ・シャファク紙に対して行った会見は大変興味深い。アクタシュ所長は、この条件が、スカーフをかぶっていない写真であることを意味するわけではない、と説明。「これが意味しているのは、スカーフをしたさらにその下に被り物はしない、ということです。そうでなければ、スカーフをした写真も受理しています。スカーフをかぶることは世俗主義原則に反していませんから。アタテュルクの世俗主義はスカーフを拒んではいません。」と話した。

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( 翻訳者:田林 玲 )
( 記事ID:11345 )