トルコ南東部で名誉殺人に関するアンケート、震撼させる結果に
2007年08月10日付 Milliyet 紙

ディヤルバクル・ディヂレ(チグリス)大学病院精神医学専科長であるアイテキン・スル教授の調査により、南東アナトリア在住の国民のうち37.4%が名誉殺人に賛成していることが明らかになった。スル教授は「残念ながら、教育を受けている人々もこれに含まれる」と述べた。

10人からなるチームで行われた調査によると、全調査人数430人のうち78%が男性であったが、調査対象者に対し「不倫をした女性に対し処罰が必要か?もし処罰が必要ならばどのようなものが妥当か?」という問いかけに対する返答は、調査対象者の37.4%が、不倫をした女性は殺されるべきと主張する一方で、16%は名誉殺人を支持しなかった。21.6%は「鼻を切断すべき」「耳を切断すべき」「髪を剃るべき」というような罰を口にした。25%は離婚を支持した。

「女性をどのように殺すべきか?」という問いには、「毒殺」「自殺」などの返答が多かった。「不倫した女性に誰が罰を下すべきか」という問いに対しては64%が「夫」と答えた。「こうした問題を誰へ相談するか」という問いには41.6%が「自分より年配の家族へ」という答えを返した。

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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:11620 )