【ハムシャフリー・オンライン】テヘラン・メトロ運営会社代表は「テヘランの地下鉄の新型車両は世界でも最新鋭の車両であり、高水準の質を有している」と語った。
メフル通信の報道によると、ジャァファル・ラビーイー代表は発言の中で、「これらの車両は国内製であり、その装備のごく一部が輸入によるものにすぎず、質と水準においてヨーロッパの新型車両と比べても遜色ない」と述べた。
同氏は「初期の車両にはガス式クーラーが備わっておらず、ファンがついているだけだった。しかしこの問題は、クーラーを備えた新型車両を使用することで解消されている」と語った。
テヘラン・メトロ運営会社代表は、「テヘランの地下鉄車両は、車両の運用にかかわる基本的部分については、まったく不足はないが、テレビや情報パネルのような、車内に取り付けられる一部の付属的な装備は有していない。将来的には必要に応じて、車内に情報パネルを取り付けることになるかもしれない」と述べた。
ラビーイー代表は、「先進国の地下鉄車両の一部では、乗降客がいない場合に乗降口が開かず、そうすることで駅に停車しても全ドアが〔自動的に〕開閉しないようにするセンサーが利用されている」と述べた上で、さらに続けて「このようなシステムは高度なもので、現在のところ我々の車両には装備されていないが、将来的にはこのような不足も解消したいと考えている」と語った。
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( 翻訳者:中根敦 )
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