トルコ歴史協会会長ハラチオールによれば、クルド人はテュルクメン系だそうで・・
2007年08月19日付 Hurriyet 紙

カイセリで開催された「トルコ人の歴史、文化におけるアヴシャル族」というシンポジウムに参加したトルコ歴史協会会長のユスフ・ハラチオール教授は、トルコ国内のクルド人をテュルクメン系、アレヴィー信徒のクルド人を「アルメニア系」であると主張した。

ハラチオール会長は、ダダルオール祭の一環で「アヴシャル族の思想・文化ジャーナル」が主催した国際シンポジウムに参加し、トルコ国内における民族構造について解説した。
カイセリ選出の公正発展党(AKP)議員、サードゥク・ヤクト氏も参加したシンポジウムには、トルコ系諸共和国や近隣の郡で生活するアヴシャル族の人々が参加した。ハラチオール会長は、トルコでは多くの民族グループがいると述べ、人々を区別することが国を分裂させることになると発言した。それでも全ての人が、自分の民族的ルーツを知る必要があることも強調した。そして海外の古文書館の資料や調査に基づいた講演で次のように語った。
「我々の調査では、クルド人として知られている人たちが実は『テュルクメン系』であること、アレヴィー信徒のクルド人として知られている国民は『アルメニア系』であることが分かりました。トルコを分裂させようとしている『トルコ労働者・農民解放部隊(TİKKO)やPKK(クルド労働者党)』といったテロ組織に属している人々の多くがもともとアルメニア人だったクルド人なのです。トルコ労働者・農民解放部隊(TİKKO)やPKK(クルド労働者党)の活動は、我々が承知しているようなクルド人の運動ではないのです」

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( 翻訳者:田林玲 )
( 記事ID:11689 )