サンクトペテルブルクのフェトフッラー・ギュレン派のトルコ語学校に捜査の手
2007年08月22日付 Milliyet 紙
サンクトペテルブルクにあるトルコ語学校の運営部に対し、ヌルジュたちと関わっていた疑いとカリキュラムにそった教育を行っていないという理由により捜査の手が及んだ。
ロシアのサンクトペテルブルクでフェトフッラー・ギュレン派と関係のある財団によって設立されたと言われるトルコ語学校の運営部に対して、捜査の手が及んだ。
コメルサント紙のサンクトペテルブルク面にある記事によると、「第664番国際高校」として知られている学校において行われた調査で、一連の欠陥が確認された。しかし、同新聞は、学校の運営部に対し捜査の手が及んだ真の理由は、ロシア連邦治安局(FSB)が、国内で活動しているトルコ語学校がヌルジュたちと関わっているとの嫌疑をもったことであると載せた。
教育・研究分野の監督業務の任にあるロソブルナドゾル委員会は、1995年にサンクトペテルブルク市とトルコ現代教育ビジネス株式会社によって設立された学校に対して調査を行い、同校に勤めている24のトルコ人教師のうちの多くが国に旅行ビザで来ており、さらにうち4人だけがロシアにおいて教師になることを保証する証明書を持っていることを確認した。
調査の結果は、学校のカリキュラムがロシア教育省に沿っていないとの結論に達し、運営部が教育委員会に引き渡されることが決まった。ロシアでは今まで10ちかくのトルコ語学校が閉鎖され、50人以上のトルコ人とロシア人が国外追放、または逮捕された。
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( 翻訳者:小川玲奈 )
( 記事ID:11744 )