アッバース大統領とオルメルト首相の会談、詳細の議論に発展せず
2007年08月29日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ イスラエルがエルサレムを宗教的首都とする原則宣言を提案、難民帰還問題には触れず

2007年08月29日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【ナザレ:本紙ズハイル・アンドゥラウス】

 パレスチナ政府高官は、イスラエルのエフード・オルメルト首相とパレスチナのマフムード・アッバース大統領が昨日火曜、パレスチナ国家樹立に関する協議を行ったが、基本的な問題に関するごく一般的な形でのアプローチしかしなかったと述べた。アッバース大統領は11月に予定されているアメリカ主導の中東和平会議に先駆けて、オルメルト首相との会談で国境線やエルサレムの未来、パレスチナ難民といった激しい対立の的となっている問題について積極的に提起している。

 しかしアッバース大統領の補佐官[和平交渉担当]であるサーイブ・ウライカート氏はエルサレムでのオルメルト首相との会談に参加した後、記者団に対し、会談は詳細な話し合いには発展しなかったと述べた。

 首脳会談の直後にイスラエル政府高官筋が語ったところによると、アッバース大統領とオルメルト首相は会談を通して、イスラエル・パレスチナ紛争の本質的な問題に関して話し合い、両者はワシントンでの会議以前に原則に関する合意を目指している。アッバース大統領は一昨日、アメリカのジョージ・ブッシュ大統領が提案した国際会議は、もしもイスラエルが一般的な原則宣言を発するだけに止めるという目論見に走った場合、時間の無駄になるだろうと述べた。イスラエルの高官たちは、パレスチナ国家の樹立に関する早急な最終的協議を求める声に対する応答としてオルメルト首相が提案するかも知れない内容の説明として「原則宣言」という表現を使った。

(後略)

Tweet
シェア


現地の新聞はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:玉井葉子 )
( 記事ID:11902 )