アンカラで、500kgの爆発物を運ぶ謎のミニバス、発見される
2007年09月14日付 Zaman 紙

アンカラを、3日間で2度めの爆弾ショックが襲った。ベヒチ・ベイ税関に止まっていたミニバスから爆弾の製造に使用される510キロの原料が回収された。

爆弾を製造される際に使用されるペンタ・エリトリトール・テトラ・ニトラート(PETH)という原料が、機械化学工業協会によりスイスから輸入されていたことを示す文書が存在することが明らかになった。同原料が、爆発物取扱規程に反し事前の申告なしに持ちこまれたことが疑惑を呼び起こした。クルトゥルシュ駐車場で回収されたものに比べ、10倍の威力があることもわかっていた。PETHなどの危険物は、カプクレ税関で施錠され封印されたあと、警察の付き添いの下で搬送されなければならない規程がある。(今回の事件では)この規定に全く沿っていないことが疑惑を抱かせた。アンカラのアフメト・アルスランタシュ関税保護局長は、爆弾の原料を積んだ車がヨーロッパの国から来たと発表した。また、同車には17袋に30キログラムずつの爆弾材料が詰まれており、この件について検察に伝えたと述べた。

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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:11906 )