1500万人の子供たちと60万人の教師が、明日(17日)、道路に殺到する。イスタンブルでは3日間、バス、船が無料になり、タクシーは学生に対し半額に!
6800万人の人口を持つトルコで4人に1人の「長い」夏休みが今日(16日)終わる。3ヶ月間の夏休みを過ごした1500万人の初等・中等学校の学生と60万人の教師は、明日再び学校に通い始める。
新たな学年の始まりのため、アンカラのカラクスンラル・アナドル工業職業高校では、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相臨席のもと式典が行われる。首都の学生たちは例年のように今年もアタテュルク廟を訪問する。
学校が始まることで最も混乱するとしたら、それはイスタンブルである。大都市自治体は、明日232万2767人の学生と16000台のスクールバスが交通に加わると計算し、あらゆる不満の種となっている交通の大混乱に対し「特別」対策をとった。
■イスタンブルで特別対策
通学のための交通と通勤の交通が、それぞれぶつからないように、明日公務員は朝9時に始業する。明日、火曜日、水曜日は、6時から10時と16時から20時の間、タクシーは保護者同伴であってもなくても、学生のために50%の値引きをする!同じ日、同じ時間帯に市バス、民間バス、船、高速船、地下鉄、ハフィフ・メトロ、メトロバス、路面電車は無料になる。市バスは800台の臨時バスを運行する。
更に同じ時、300人の乗客を運ぶメトロバスのうち最初の2便と50の市バスは、トプカプーキュチュクチェクメエジェ間で新たな運行を開始する。
大都市自治体は、夏の間いつもイスタンブル市民を激怒させる450か所の建設工事も、今週は停止させる。ごみ収集車は、ごみ収集の仕事を夜終わらせ、日中は市内を巡回しない。交通管理のため、3068人の警官とヘリコプターが出動する。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:11928 )