「ハルビエ・コンベンションバレー都市化計画」が文化・自然保護協会によって承認された。イスタンブル広域市役所は、ハルビエ・コンベンションバレーのために初めての掘削工事を予定している。
イスタンブル主要都市計画・都市構想機構(IMP)によって計画されている「ムフスィン・エルトゥルル劇場を核とする芸術活動―多目的会議場等、相互利用可能な施設・建設推進計画」はイスタンブル第二文化・自然保護協会によって承認された。
全部で83,700平方メートルの建設用地のほぼすべては、地下にも施設が作られる。地上にはムフスィン・エルトゥルル劇場のみが建てられる。新しい劇場の収容可能人数は600~700人ほどになる。
劇場面積は二倍になるが、管理棟は縮小される。しかし、新しい劇場には400平方メートルのロビー、6つの楽屋、3つの技術室、音響室がある。「海に開かれた」をコンセプトとして設計されたプロジェクトでは、この地区の様々な活動が行われるような広場も作られる。ハルビエ野外劇場はそのまま残されることになる
■道路は地下へ
タシュクシュラ通りの一部は地下に通され、現在の道は歩道にされる。車道専用のタシュクシュラ通りはルメリサロンの前から地下に通され、車はヒルトン・コンベンションセンターのところから地上に出る。
野外劇所前の道は完全に歩道にされ、緊急事態時のためだけに、特別連絡路がつくられる。
この地区の緑地は保護されるが、建設用地内の木は、報告書の指示では、技術に見合った形で移動させられることになる。
地下には、1000のオフィスと約1000台を収容する駐車場、多目的会議場、同時通訳ブース、技術室、カフェテリアが置かれる。地上広場にあるハック・カライートオール教授の作品はルトフィ・クルダル・コングレ・センターと野外劇場が交差する地点に置かれる。
市の関係者は、ハルビエ・コンベンションバレーが2009年に行われる国際通貨基金(IMF)の会議に間に合うように財務審議局が望んでいるため、すぐ工事に着手されることになると述べた。
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( 翻訳者:百合野愛 )
( 記事ID:11969 )