イスタンブルの沿岸から、1800トラック分のごみ回収
2007年09月23日付 Zaman 紙
イスタンブル広域市役所海上サービス管理局は、昨年、全長およそ450kmのイスタンブル沿岸域において海上清掃船では回収できず、漂っていた1,800トラック分、量的には2万3411立方メートルのごみを取り除いた。
イスタンブルの海を汚している、水面や川の河口部にたまった固形・液体廃棄物が解決すべき問題となり続けている。その大半が人の手で川に投げ捨てられたものである廃棄物であり、降雨と共に勢いよく金閣湾やボスフォラス海峡に流れ込み、通りみちを汚し続けている。
イスタンブル広域市役所海上サービス管理部は、全長およそ450kmのイスタンブル沿岸域において海上清掃船では回収できず漂っていた、固形のごみを取り集めた。海上サービス管理局のデータによると、昨年は、およそ1,800トラック分の2万3411立方メートルのごみが取り除かれた。同チームは、イスティニイェ、ギョクス、チュルプジュ、アンバルル、クルバールデレ、キュチュクスなどの河口や、シレ港、ポイラズキョイ、キュチュクチェクメジェ湖、金閣湾などから合わせて23万9000立方メートル、トラック1万8384台分の泥を掬い取った。
海上サービス管理局のチームは昨年、船から(投じられた)石油化合物、ごみ、汚水を始めとする合計12万立方メートルの廃棄物を収集した。
同チームが河川から集めたごみの筆頭は、人により投げ捨てられたものである。この中には冷蔵庫やソファベット、ソファ、タイヤ、クローゼットの扉、レジ、蓄電池といったものもある。
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( 翻訳者:田林玲 )
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