断食で大喧嘩、7人負傷
2007年09月23日付 Milliyet 紙

アダナで、断食を行っていなかったアブデュルヴァハップ・ドアナール氏(55歳)が、喫茶店でタバコを吸い、その煙を友人のユスフ・ギュンソイ氏(59歳)の顔に吹きかけたことから起こった喧嘩で、7人が負傷した。

健康上の理由で断食を行っていなかったドアナール氏は、昼頃行った喫茶店で座っているときに、タバコに火を点けた。そして、訴えによれば、その煙を、断食を行っていた隣人のギュンソイ氏の顔に吹きかけたという。タバコの煙で気分を害し、また断食中のため、禁煙していたギュンソイ氏の説教から口論になった2人を、店内にいた人々がなだめた。

その口論から約3時間後、ドアナール氏は、友人と共にギュンソイ氏の所有するラフマージュン(トルコ風ピザ)屋を襲った。両足に障害のあるギュンソイ氏の友人達が、応戦したことで起きた、ナイフとこん棒を用いた喧嘩で、ギュンソイ氏やドアナール氏を含む7人が負傷した。

事件現場へ着いた警察が、混乱を沈めている一方、負傷したうちの2人は救急車で治療を受け、他の5人も病院へ運ばれた。ユスフ・ギュンソイ氏の弟であるハサン・ギュンソイ氏は、喧嘩が近所同士の間で起こったことを、不快に感じていると話した。また、「こんなに長年隣人であったのにこんなことをするなんて…。侮辱もはなはだしい。」と言って、ドアナール氏の家族を非難した。警察は、喧嘩に関わった人たちを特定するための作業を開始した。

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( 翻訳者:高橋 萌 )
( 記事ID:11999 )