レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、メディア界の帝王として知られるオーストラリア人のルパート・マードック氏と会談した。
第62回国連総会のためニューヨークに滞在中のエルドアン首相は、滞在先のザ・リッツ・カールトン・ホテルでマードック氏と会談を行った。会談の内容については発表されていないが、マードック氏は預金保険機構(TMSF)の所有するサバフ紙(Sabah)とATVグループの買収を提案したといわれている。コカ・コーラ社が月曜日(24日)にニューヨークのフォーシーズンズ・レストランでエルドアン首相のために開いた晩餐会の席でも、エルドアン首相は世界のメディアの巨人であるルパート・マードック氏と会談していた。ルパート・マードック氏はここでトルコの新聞記者に対して行った会見で、「サバフ紙とATVが売りに出ていることに本気で関心を抱いており、このために10億ドル(約1,148億円)近くの支出をする準備があります」と語っていた。
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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:12043 )