パレスチナ大統領、国際和平会議で最終的地位交渉に入るよう要望
2007年10月01日付 Al-Ahram 紙

■ ムバーラク大統領、アッバース大統領と秋に開催の国際和平会議に向けた準備を協議
■ アッバース大統領:「会議では基本問題や最終的地位に関する諸問題を取り上げるよう望んでいる」

2007年10月01日アハラーム紙(エジプト)HP1面

 ホスニー・ムバーラク大統領の歓迎を受けたパレスチナのアッバース大統領は、「イスラエルのエフード・オルメルト首相との間で行われる予定の和平プロセスをめぐる協議における、パレスチナとアラブの立場の調整作業の開始についてムバーラク大統領と話し合った」と述べた。

 続けてアッバース大統領は、「11月中旬に予定されている国際会議がその目標を達成するには極めて明確な議事日程が必要であり、その作成に取り掛かることになろう」と述べ、「今から会議の予定日までに議事日程を完全に明らかにしなければならない。なぜなら会議には36カ国以上が参加するのであり、このように多くの国々が集まるとなれば、我々は明確な文書を用意して臨む必要がある。そうしておけば、“最終的解決”に関する詳細協議に入れるからだ」と指摘した。

 一方、国際会議での作業にリアリズムを求めたイスラエル外相の声明については、「リアリズムとは最終的地位について話し合うことを意味する。そうでないリアリズムとは何なのか? リアリズムとは、一般的な声明をたずさえて会議に赴くことを意味するのか?」と問いかけた上で、「私はそれは無益だと確信している」と応じた。

またこの記者会見でアッバース大統領は、「オルメルト首相とは5回会ってあらゆる問題を話し合ってきたが、今までのところ“交渉”と言えるような中身ではなく、そうした諸問題の奥行きを測る準備段階だった。すでに組織された代表団の間で明日から作業が開始されることになろう」と語った。
(後略)

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( 翻訳者:小林洋子 )
( 記事ID:12069 )