統計センターが各州失業率を発表:テヘラン州は、10.4パーセント
2007年10月07日付 Hamshahri 紙

【ハムシャフリー・オンライン】イラン統計センターは、イランの失業率が一桁台になったと発表した。86年(2007年)夏の時点で、国全体の失業率は、9.9パーセントであった。

 労働力に関する最新の統計によれば、国全体の失業率は、男性で8.5パーセント、女性で15.3パーセントであった。また、都市部での失業率は12.3パーセント、農村部では5.2パーセントである。

 メフル通信の報道によれば、国全体の失業率の推移を見ると、昨年夏に比べて0.3パーセント、今年春に比べると、0.8パーセントの減少傾向を示している。

 全州の中で、ブーシェフル州が最大の減少幅を示しており、昨年夏に12.1パーセントであったのに対し、今年夏は8.7パーセントまで推移しており、4.3パーセント減少していることが分かる。

 また、北ホラーサーン州は、5.7パーセントと最も失業率が低く、反対に、コフギールーイェ・ブーイェル=アフマド州【訳者注】は、14.9パーセントと、今年の夏の統計では国内で最も失業率が高い。

 さらに、ヤズド州では、昨年夏、失業率6パーセントだったのに対し、今年夏では、9.3パーセントとなっており、国内全州の中で最も高い上昇率を示している。

 なお、テヘラン州では、失業率10.4パーセントであり、昨年夏に比べ、2.3パーセント減少している。

【訳者注】コフギールーイェ・ブーイェル=アフマド州:南西部の小州で、人口は70万人ほど。大半が農村部である。

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( 翻訳者:前田君江 )
( 記事ID:12110 )