エジプト航空機、あわや大惨事
2007年10月12日付 Milliyet 紙

エジプトからポーランドへ向かう際、イスタンブル上空で、電気系統の故障により全ての運航装置が働かなくなった航空機は、緊急着陸したアタテュルク国際空港の滑走路を200メートル越え、計器着陸装置(ILS)まで5メートルの地点で停止した。
156人の乗客と7人の添乗員で離陸したエジプトAMC航空のMD83型機のパイロットは、アタテュルク国際空港に緊急着陸を要請した。着陸のための車輪が出なかったため胴体着陸を行ったが、停止できずに滑走路を超えてしまった。滑走路を200メートル程越えて停止した航空機は、ILSシステムの3メートルの高さのポールにぶつかるまであと5メートルという位置で停止した。
事故後、乗客と添乗員は短時間で脱出し、大惨事は回避された。パイロットは、コックピットの計器が動かなかったと述べたと伝えられている。

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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:12136 )