ハーメネイー最高指導者、プーチン大統領と会談
2007年10月17日付 Jam-e Jam 紙


【政治部】アーヤトッラー・ハーメネイー最高指導者は昨晩、ロシアのウラディーミル・プーチン大統領と会談し、その中で同大統領のイラン訪問がもたらす前向きな結果に期待を表明した上で、「いかなる国も、その実際の力は国民の偉大さ・内なる力に依存する。このことに関する歴史的教訓は多い」と強調した。

 ハーメネイー閣下はまた、イラン国民のホスピタリティに触れた上で、「ロシア国民に対するイラン国民の印象は明瞭で良好なものだ。それはロシア国民がさまざまな時代に、自らの敵に対して敢然と抵抗してきたからだ」と述べた。

 プーチン大統領もこの会談の中で、イラン訪問を喜んだ上で、「イラン・ロシア関係はいかなる制限もなく、今後発展していくだろう。われわれは今回の訪問の結果、両国関係に新たな時代が開かれることを期待している」と語った。

 プーチン大統領はまた、エネルギーや運輸・交通を初めとする諸々の分野に関するマフムード・アフマディーネジャード大統領との包括的な協議に触れた上で、「ロシアの国益は、国際社会に影響力を有する強いイランという存在の中に隠されている。われわれは躊躇することなく、この方向に進むであろう〔イランが地域において存在感を示すことができるよう、ロシアは協力する用意がある、という意味か?〕」と述べた。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:12181 )