ワシントンのエジプト大使館、投資関連の国際会議を開催
2007年10月19日付 Al-Ahram 紙

■ ワシントンで対エジプト投資関連の国際会議
■ インフラ整備に500億エジプト・ポンドの投資、輸出用石油精製プラント建設計画も

2007年10月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

明日からワシントンで始まるIMF・世界銀行合同総会のかたわら、ワシントンのエジプト大使館はエジプトへの投資をテーマとした国際会議を開催する。また時を同じくしてイギリスのヨーク公アンドリュー王子と世界的富豪の一人であるカルロス・サリーム氏が、エジプト経済の成果と将来が約束されたその投資機会とを賞賛する発言を行った。

エジプトは、ユースフ・ブトルス・ガーリー財務大臣を団長とし、ムハンマド・ムヒッディーン投資大臣とファールーク・アル=ウクダ中央銀行総裁が加わる代表団をIMF・世界銀行合同総会に参加させる。

ガーリー財務大臣は昨日、メキシコ訪問を終え、ワシントンに向かった。大臣はメキシコシティーで、メキシコのカルステンス財務大臣と会談したが、この時カルステンス大臣は外国為替市場を初めとするエジプトの改革、投資の増加、財政改革への感嘆を表明した。

ロンドンでは、イギリス訪問中のラシード・ムハンマド・ラシード通商産業大臣が、ヨーク公アンドリュー王子と会談した。王子はエジプトの役割と立場、話に聞くエジプトの繁栄や経済・投資の成長の重要性を強調した。

ラシード大臣は、エジプト政府は投資呼び込みのため、今後5年間に400億から500億エジプト・ポンドの投資を道路・橋といったインフラ整備に割り当てることにしたと語った。またカイロではサーミフ・ファフミー石油大臣が、輸出用精油プラント建設プロジェクトを検討中だと語った。

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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:12236 )