トルコ出身のノーベル文学賞受賞者
オルハン・パムク氏は、メフル通信とインターネット上で行ったインタビューで、「モウラーナーはイラン人である」と言及した上で、「アジアの作家、特に中国やインド、イランの作家は次第に世界の文学界に浸透している」と述べた。
同氏は彼がペルシアの古典文学から受けた影響について、「モウラヴィーからアッタール、その他のペルシア文学はトルコの現代詩において、多大な影響力を持っている」と論じた。
パムク氏によると、彼はイランの古典詩を、その英語訳版やトルコ語訳版を通してよく読んできたという。
現在テヘランで開催されているモウラーナー生誕800年記念会議は、同時にホーイとタブリーズでも行われ、明日まで続けられる。
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( 翻訳者:中谷登紀子 )
( 記事ID:12301 )