イムラル島を訪問したオジャランの弁護士らに抗議行動
2007年11月08日付 Zaman 紙

有罪判決を受けた依頼人アブドゥッラー・オジャランと会うためブルサ県ゲムリッキに来た弁護士4人に対し、抗議行動に出た市民らが弁護士の乗る車両の窓を叩き、人混みのため道路が閉鎖された。


朝、イムラル島へ向かうためゲムリッキ憲兵中隊司令本部にやってきた4人の弁護士アスヤ・ウルケル、ムハッレム・シャーヒン、メフメト・バイラクタル、ハティジェ・コルクトは、手続きのため車で待機していた。トルコ国旗を手に集まってきた集団が、車内で待機する弁護士らに対し抗議を行うと、弁護士らは憲兵舎に避難した。9時15分頃弁護士らは、重装備兵の同行のもとミニバスに乗り、ゲムポート港への移動を試みた。しかし憲兵舎の向かい側で待っていた集団が、弁護士らを運ぶミニバスが詰所からイスタンブル道へ出てきた瞬間、道路に飛び出し窓ガラスを叩きはじめた。しばらくの間道路は閉鎖された。「イムラルはオジャランの墓となるのだ」というスローガンを掲げた集団の鎮圧は困難を極めた。市民は道路わきに寄せられ、弁護士らは港に到着した。弁護士らはその後トゥズラという名の船でイムラル島へ向かった。暴動の際、市民がクラクションを鳴らし抗議集団を応援したことが注意を引いた。独立行進曲を唄う、憤った集団は、事件を起こすことなく解散した。

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( 翻訳者:上田悠里 )
( 記事ID:12388 )