【政治部】世界でも最新鋭の潜水艦の一つに数えられる、2機目の国産潜水艦が昨日、「海軍の日」に合わせる形で、進水が行われた。
報道中央局の報道によると、最新鋭の軍事装備と電子設備を備えた近代的潜水艦の設計・製造は、イランの工科系諸大学の協力の下、10年間にわたり続けられてきたという。イラン海軍の専門家らの調査によれば、この潜水艦は外国のさまざまな潜水艦とも同等の能力を有しているとのことだ。
国軍の海軍総司令官のハビーボッラー・サイヤーリー司令官(海軍少将)は、ペイカーン級ミサイル艇は他に頼ることなく国内で製造されているとした上で、「駆逐艦『モウジ』(『ジャマーラーン』)は多目的艦船であり、高い能力を誇っている。これもイラン・イスラーム共和国軍海軍部隊の自主製造能力、及び自信を象徴するものの一つだ」と胸を張った。
国軍海軍部隊総司令官はまた、「海軍部隊が現在有するミサイルの射程距離は、同部隊がイラン南岸で必要としている能力を十分カバーしている」と述べ、さらに次のように付け加えた。「海軍が掲げる戦略は、抑止に基づく防衛戦略に他ならない。イラン海軍は地域のどの国にとっても、脅威ではない。ただ、侵略に対して国益を守るための準備は、完璧に整っている」。
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( 翻訳者:斉藤正道 )
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