外務省、アメリカ利益代表を召喚:アメリカ軍によるイラン総領事館攻撃に抗議 ハムシャフリー
2007年01月11日付 Hamshahri 紙

 イラン外務省は、アメリカ軍による[イラク北部の都市]アルビルのイラン総領事館攻撃に対する抗議のため、在イラン・スイス大使とイラク大使を召喚した。

 ファールス通信の政治記者によれば、イラン・イスラーム共和国外務省は、今日昼、アメリカ軍によるアルビルのイラン総領事館攻撃と5人のイラン人館員拘束に対し抗議するため、スイス大使(在イラン、アメリカ利益代表)とイラク大使を召喚した。

 イラン外務省報道官は、アメリカが新たにとった行動とイラン領事館員らの拘束を、イラクにおけるアメリカの誤った方策であるとし、次のように発言した。

 「彼らは、イランとイラクの良好な関係を悪化させようとしている。しかし、我々は、これを許さない。ただ相互協力の体制の中で、引き続き事にあたるのみである。」

 ホセイニー報道官は、イラン総領事館員拘束を指揮したのはアメリカあるとし、こう述べた。「我々は、イラクの公式代表者らと、多方面から接触を重ねている。また、公式な外交ルートからの協議も進めている。バグダードのイラン大使館とも調整を図りながら、問題の解決にあたっていく。」

 今日の朝、アメリカ占領軍はイラクのアルビルにあるイラン総領事館に対して攻撃をしかけ、総領事館の館員らを拘束した。また、これより前、イラクにおいてイラン人外交官2人がアメリカ軍により拘束される事件が起こっていた。




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( 翻訳者:前田君江 )
( 記事ID:4337 )