シリア・イスラエル間の連絡をロシアが仲介
2007年11月30日付 Al-Nahar 紙

■ ロシア経由でシリア・イスラエル間の連絡、シリアはアナポリス会議を肯定的に評価

2007年11月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

【ラーマッラー:本紙、諸通信社】

 イマード・ムスタファー駐米シリア大使が「アナポリス会議はシリア・米両国間の緊迫状態を取り除く役割を果たすだろう」との見通しを示し、シリア政府がアメリカに前向きな立場を伝える中、イスラエルの『マアリブ』紙は、「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、シリア・イスラエル二国間の交渉再開に向けたロシアによる仲介努力の一環として、両国間のメッセージの伝達をアレキサンダー・スルタノフ副外相に委任した」と伝えた。この仲介努力は和平プロセスに対するモスクワの介入が拡大していることを反映する動きであり、その現れとして、ロシアは国際会議の誘致の用意があることを表明している。

 消息筋によると、スルタノフ副外相はこの数週間のうちに少なくとも2度ダマスカスを訪問し、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領「本人」と会談し、イスラエル政府高官に報告を行った。「その場にはエフード・オルメルト首相と側近たちがいたと見られる」とのことである。

 また同筋は、「スルタノフ副外相は、アサド大統領と、オルメルト首相およびエフード・バラク国防相を含むイスラエル政府高官の間で直接メッセージの伝達を行っているもようだ。ロシアの役割への関心を低下させ、アメリカ政府の不満を刺激しないように、副外相のイスラエル訪問はさほど重要でないように見せかけ、情報の隠蔽が故意に行われている」と語った。そして、オルメルト首相が数週間前に急遽モスクワを訪問したことは、同じく「このシャトル外交キャンペーン」に関係があった、と指摘した。またプリマコフ元首相・外相のダマスカス訪問もその一環であり、「彼も両国間でメッセージの伝達を行った」という。

(後略)

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( 翻訳者:工藤章 )
( 記事ID:12603 )