■ ハーティム・アル=ガバリー保健・人口相:「製薬業に3000万ドルの新規投資」
2007年12月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【ニューヨーク:本紙特派員】
ハーティム・アル=ガバリー保健・人口相は、エジプトの医療と薬品部門へのアメリカからの直接投資は大きく増大するだろうと明言した。同相はアメリカの大手薬品会社数社と、来年1月に製薬工場をエジプトに新設することで合意し、投資額は3000万ドルに達するという。
ガバリー保健・人口相はニューヨークからカイロへ向けて発つ直前、本紙に対し、エジプトを鳥インフルエンザのワクチン製造と備蓄の地域的拠点とする可能性をアメリカ政府の高官と協議したと述べた。
また世界銀行の高官らとの協議については、「エジプトは健康保険制度の一部に融資するため、世銀に7500万ドルの援助を要請し、世銀側はこの計画に参入する用意があることを示した」と述べた。
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( 翻訳者:平寛多朗 )
( 記事ID:12608 )