■ フランスと情報技術における相互協力で、4つの協定に署名
■ 運輸・通信相、輸送部門への投資をフランス企業に呼びかけ
2007年12月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
昨日エジプトは、通信と情報技術の分野におけるエジプト－フランス間での4つの相互協力協定に署名した。エジプト－フランス大統領評議会での会合を積み重ねた後に署名に至ったこの4つの協定のうち、一つはエジプトIT産業開発機構とマイクロソフト社、もう一つは同機構とフランステレコム傘下の携帯電話サービス会社オレンジとの間で結ばれ、3つ目はエジプト郵政公社とフランス郵政公社、4つ目はエジプトのある情報システムサービス会社とフランスのソフトウエア会社の間で締結された。
ターリク・カーミル通信・情報技術相は「これらの協定はエジプト－フランス間で情報技術に関する経験を移転・交換し、世界の情報システム業界におけるエジプトの役割を増大させることを目的としている」と述べた。
他方でラシード･ムハンマド･ラシード通商産業相は、欧州・地中海諸国連合を設立しようというフランスのサルコジ大統領の提案に関し、フランスとエジプトの立場を調整するため、フランスの高官数名と集中協議を行った。同じくムハンマド・マンスール運輸・通信相は、エジプトへの投資を望むフランス企業40社以上の代表たちとの会合の中で、エジプトの輸送部門への投資メリットを説明した。
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（ 翻訳者:平寛多朗 ）
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