ハッジ(メッカへの巡礼)の義務を果たすためイスタンブルから聖地へ旅立った巡礼者の最初の一行が帰国した。トルコ航空TK099便でメディナから到着した旅客のうち40人のハジ(メッカ巡礼を終えたムスリムの称号)たちは、アタテュルク国際空港で出迎えの近親者たちと再会を喜び合った。
ハジたちは、聖地で大きな問題に直面することもなく無事にハッジの義務を果たせた喜びを表し、「家族、祖国、そして全ての人類の心の平安と幸福のために祈りました。アッラーが、皆を聖地に行かせてくださいますように」と話した。
父親のスレイマンさん、母親のアシイェさんと共に聖地に赴きカーバ神殿を訪ねたラナ・アクギュルちゃん(5)は、とても幸せだと言い、「お祈りをしました。(ミナーで)悪魔を擬した柱に石を投げました。タワーフ(カーバ神殿の周りを回ること)もしました。アラファト山に登り、ハジになりました」と話した。また、ハジたちが近親者のために、ポットに入ったザムザムの泉の水や様々な贈り物を持ち帰る姿もみられた。
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( 翻訳者:川原田喜子 )
( 記事ID:12736 )