「我々は人工衛星搭載ミサイルの発射準備を進めている」国家安全保障外交政策委員長 イラン紙
2007年01月02日付 Iran 紙
2007年1月2日付イラン紙
【政治部】
国会の国家安全保障外交政策委員長[アッラー・ォッディーン・ボルージェルディー]は、「イランの若き研究者らの尽力により、人工衛星を搭載したミサイルが、早期に発射される見通しである」と発言した。
(中略)
人工衛星搭載ミサイルは、世界で最も複雑な科学技術とみなされており、国家の科学研究能力、および、国防力を戦略的なレベルまで増大させるものである。
イランの若き研究者らは、27年に及ぶ禁輸措置のもと、ここまでの科学技術の水準に達したのである。西洋の人々は国会の国家安全保障外交政策委員長によって明かされたニュースに驚愕するだろうと思われる。
イランは、近年において、「ゾフレ(金星)」と「メスバーフ(灯)」と名づけられた、学術研究目的の人工衛星の製造計画に従って、本格的な開発を行ってきた。今や、人工衛星搭載可能な新型ミサイルの製造により、これらの人工衛星を、イラン製ミサイルによって打ち上げ、地球の軌道にのせることが可能である。
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( 翻訳者:前田君江 )
( 記事ID:4271 )