救急車に守られてお買い物―法改正でショッピングセンター、高級ホテルに救急車・医師常駐めざす(Milliyet紙)
2007年01月06日付 Milliyet 紙
ジェヴァヒル・ショッピングセンターで発生した死亡事故をうけて、大型ショッピングセンターや五つ星ホテルで救急車の常駐が義務付けられる。イスタンブル選出の公正発展党ギュルセレン・トプズ議員の呼びかけで、関連法規の改正のための作業が開始された。
ギュルセレン・トプズ議員は、ジェヴァヒル・ショッピングセンターのエスカレーターで起こった死亡事故の後、50店以上の店舗があるショッピングセンター、ならびに高級ホテルでの救急車常駐の義務付けを要請した。トプズ議員は、ホテルやショッピングセンターはあらゆる贅沢を極め、何百万ドルもの価値を有していると述べ、そのなかでたった7万YTL(約600万円程度)の救急車一台を確保することで、多くの人命を救うことができる点を強調した。
■オフィスに常駐医師
トプズ議員が提案した改正点のなかには、大型ショッピングセンターに救急車を常駐させることのほか、オフィスでの医師常駐の義務化もある。同議員は、ショッピングセンターにおける授乳室完備の義務化も提案した。
トプズ議員が提議した法規案を適切と判断した内務省ならびに保健省は、関連法規の改正のための作業を開始した。
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( 翻訳者:山下王世 )
( 記事ID:4293 )