大晦日に共同声明を発表した100人以上の有識者たちは、2008年が平和な年になるようにと呼びかけた。
2007年大晦日に世論に向けて共同発表を行った100人を超える有識者たちは、2008年が平和な年であるよう願い、「トルコ人、クルド人、ムスリム、または非ムスリム、皆にこれまで以上の民主主義と平和が必要です」と語った。
有識者の中には、ヴェダト・テュルカリ、エルトゥールル・キュルクチュ、シャナル・ユルダタパン、アイドゥン・エンギン、ウシュル・カサプオール、アリ・ネスィン、イブラヒム・カブオール、ビルゲス・エレヌス、フェルハト・ケンテルもいる。これらの有識者たちは、31日、新年のメッセージを発表し、平和を呼びかけた。
人間性や平和を求める声が爆弾の音を掻き消すことを願って有識者たちが署名した共同声明は、次のとおりである。
「若者、子供たち、兄弟たちが無事に家に戻れますように。2008年は、赤ちゃんが爆弾の音で起きることのない、これ以上の憎しみや嫌悪ではなく、友愛と寛容が支配する年になりますように。
トルコ人、クルド人、ムスリムまたは非ムスリム、皆にこれまで以上の民主主義と平和が必 要です。問題解決のために、流血が止められるために踏み出されるべき第一歩は、武器を使わないこと、そして死ではなく生を尊重することです。われわれの未来を衝突ではなく平和が示してくれますように。2008年は戦争ではなく、平和と友愛の年となりますように」
新年のメッセージに署名した有識者の全リストはwww.milliyet.com.trに掲載されている。
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( 翻訳者:小野寺香織 )
( 記事ID:12785 )